【うちは関係ない?】小さな会社でも“特許になる”例3選
2025.07.10
こんにちは、弁理士の植田です。
今日は、「うちは小さい会社やから特許なんてムリやと思ってました…」という声にお応えしたいと思います。
実は、中小企業や個人の技術でも、しっかり“特許になる”例って意外と多いんです。
しかも、他社との差別化や信頼性アップに直結することも!
今回は、小さな会社でも実際に特許になったような事例を3つご紹介します。
■事例①:製造業の“ちょっとした改良”が武器に!
とある町工場の例です。
既存の金属部品の加工ラインに、「削りカスの飛散を防ぐ仕組み」を導入したところ、それが特許に!
これ、実は大企業が見落としてた視点で、
営業でも「特許技術あり」とアピールできるようになりました。
●ポイント:現場の工夫こそ、特許のタネになりやすい!
■事例②:サービス業の「予約システム」が特許に?
中小のエステサロンで、「既存顧客の来店頻度に応じて、自動で次回予約時間を提案する仕組み」を開発。
実はこれ、AIやデータ処理が関係する“ビジネスモデル特許”として出願可能でした。
特許というと“モノ”のイメージがありますが、ソフトウェアやアルゴリズムも対象になるんです。
●ポイント:IT×サービス業の“仕組み”も立派な発明!
■事例③:工務店の「工事の手順」も特許に!?
ある地域密着型の工務店では、狭小地での施工効率を高める段取り方法を発明として特許出願。
他社との差別化ができ、「特許技術を使った施工」がPRポイントに。
「こんなことでも出せるんですか?」と言われましたが、
“手順”や“方法”の工夫も、立派な特許の対象なんです。
●ポイント:現場のノウハウを仕組み化すれば、価値が跳ね上がる!
●まとめ:「うちは関係ない」と思っていたら、もったいない!
中小企業や個人事業でも、日々の業務の中に“特許の種”はたくさんあります。
「これは普通の工夫やし…」と思っていても、実は他社にとっては再現できない技術かもしれません。
知財のプロに一度見てもらうだけでも、意外な発見がありますよ。
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