【補助金×知財】採択率を上げる“知財の見せ方”とは?
2025.07.19
こんにちは、弁理士の植田です。
今日は、中小企業支援の現場でよく聞くお悩み「補助金、なかなか通らへんねん…」という声にお応えして、
“知財のチカラ”を使って採択率を上げるコツをお伝えします。
なぜ、知財が補助金に関係あるの?
実は多くの補助金、特に【ものづくり補助金】や【事業再構築補助金】などでは、
「革新性」「独自性」「市場性」などの観点が評価対象になります。
つまり、「ちゃんと考えられた知財戦略」があると、
そこが差別化の根拠になって、加点される可能性があるんです。
■ 採択率アップのための“知財の見せ方”3つ
① アイデアが“特許出願中”であることを書く!
まだ権利化されていなくても、出願中なら“独自の取組”として評価されます。
書類に「出願番号」や「発明の概要」を明記しておくのがコツ。
② 商標や意匠を“ブランディング強化”の材料として説明
「ネーミングで覚えてもらえる」「デザインで選ばれる」
その結果として、価格競争を避けて利益確保できる、という流れを明確に。
③ “他社とどう違うか”を知財の視点で言語化する
専門的でなくてOK。「他社ではできない理由」を“技術”や“デザイン”の差から書くと説得力がUP。
● まとめ
補助金は、「どれだけ先を見据えているか」が評価される制度です。
だからこそ、知財の視点を取り入れることで、
「うちはここまで考えてますよ」と伝える武器になるわけですね。
知財と補助金、うまく連携させて活用していきましょう!
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