【“売れてから”じゃ遅い】ネーミング会議の前に知っておきたい3つの落とし穴
2025.08.02
こんにちは、弁理士の植田です。
最近、中小企業やスタートアップの方から
「新商品や新サービスの名前を考えてるんですが…」
というご相談をよくいただきます。
でも、ネーミングって、実は“売れる前”の方が要注意なんです。
今日は、ネーミング会議を始める前に、
ぜひ知っておいてほしい“3つの落とし穴”を共有します!
■ 落とし穴①:商標として使えない名前、意外と多い!
せっかく考えた名前でも、
すでに他社に商標登録されていたらアウトです。
特に「〇〇ラボ」「△△プロジェクト」みたいな汎用的な言葉や、
「みんながよく使うっぽいカタカナ語」は被りやすい傾向があります。
商標NGになりがちなパターンを知らずに進めると、
ロゴもパンフレットも全部作り直し…なんてことにも。
■ 落とし穴②:ドメイン、SNSのアカウントが取れない…
ブランド名とドメイン、SNSアカウントがバラバラだと、
お客さんの印象に残りにくく、検索でも見つけづらい。
たとえば、
「商標はOKだったけど、.comのドメインがすでに取られてた」
「Instagramでは同じ名前が使われてて、変な記号つけるしかなかった」
…これ、ブランド構築の妨げになります。
■ 落とし穴③:「売れてから登録すればいい」はリスク高すぎ
よくあるのが、
「まず使って、ヒットしたら商標取ればいいや」という考え。
でも実際は…
売れてから商標を調べたら「もう取られてた!」というケースが多発中。
せっかく育った名前を使えなくなる=ブランドを一から作り直し。
これは本当にキツイです。
●まとめ:名前を“育てる”なら、まず“守れるか”を確認しよう!
ネーミングは「センス」より「戦略」。
・商標で登録できるか
・ドメイン・SNSで一貫性が取れるか
・他社とカブってないか
…この3つを押さえておくだけでも、後悔の確率はグッと下がります。
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