【ライセンス収入という武器】“発明はあるけど商品化しない”人にできること
2025.08.06
こんにちは、弁理士の植田です。
今日は、「せっかくいいアイデアがあるのに、自分で商品化までは無理やなぁ…」
という方にこそ知ってほしいテーマです。
結論から言うと、
発明を「使わせて稼ぐ」方法=ライセンスビジネス
という選択肢があります。
■「発明=商品化」じゃない?
発明を活かすには「自分で事業化しないと」と思っていませんか?
もちろん、自分で開発・製造・販売までやる方法もあります。
でもそれには、資金・人手・販路・在庫リスク…さまざまなハードルが。
そこで注目したいのが、
特許を取って、他社に使ってもらうことで収益を得る方法
──いわゆる「ライセンス収入」です。
■ライセンスってどんな仕組み?
特許を取得すると、その技術を使うためには「許可(ライセンス)」が必要になります。
このライセンスをお金(使用料)と引き換えに他社に与えることで、
あなたは商品を作らずとも収益を得ることができるのです。
ライセンス契約の例:
・売上の〇%をロイヤリティとして受け取る
・月額×万円の固定使用料
・独占ライセンス or 非独占ライセンス など
● こんな人におすすめ
■ 技術職・開発職で“工夫”があるけど、商品化までは考えていない
■ 副業・個人で特許を取りたいけど、ビジネス展開が難しい
■ 自社の技術をもっと世の中で使ってほしい
例えば、中小製造業で出てきた改善アイデアや、
ソフトウェア開発での業務効率化の仕組みなども、
しっかり特許化できれば、ライセンス収入の種になります。
■ 気をつけたいポイント
① 特許は“登録してからがスタート”
特許を取っただけではお金は生まれません。
どう売るか・どこと組むかを考える必要があります。
→ だからこそ、特許出願の段階から「使ってもらう相手」を想定することが大切です。
② “技術資料”が重要な武器になる
実は、出願のベースとなる技術資料(図や仕組みの説明)が非常に重要。
「これは説明できるけど、文書化されてない…」という状態では、特許化も難しいので注意!
●まとめ:「作らずに稼ぐ」道もある
アイデアを自分で事業化しなくても、“使わせる”ことで価値を生み出す方法がある──
それが、ライセンス収入という知財戦略です。
あなたの頭の中にあるアイデア、まだ誰も気づいてない“宝”かもしれません。
📌 最後に:相談のハードルは低くてOK
「これって特許になる?」
「誰かに使ってもらえるかも…?」
そんなざっくりした相談からで大丈夫です。
ミライエ国際特許事務所では、“特許の種”を一緒に見つけ、活かす戦略までご提案しています。
思いついたその瞬間が、
「作らずに稼ぐ」未来のスタートになるかもしれません。
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