【実例あり】中国ブランドが日本で商標トラブルになった理由と防ぎ方
2025.08.19
こんにちは、弁理士の植田です。
近年、中国発のブランドや商品が日本市場に多く参入しています。
しかしその一方で、 「商標トラブル」 に巻き込まれるケースも少なくありません。
今日は、実際にあった事例をもとに、注意すべきポイントを解説します。
■ 実例1:中国で有名なのに、日本では他人が先取り
ある食品系ブランドは、中国国内ではとても有名でした。
ところが日本に進出しようとした際、
すでに第三者がそのブランド名を日本で商標登録済み。
結果、日本国内では自分のブランド名で販売できず、
新しい名前を考えざるを得なくなりました。
● 防ぎ方:
・日本で展開を考える前に、必ず 商標調査 をする
・海外展開が視野に入った時点で、主要国の商標出願を検討
■ 実例2:OEM製品をそのまま日本販売 → 商標侵害に
中国メーカーが作った商品をOEMとして日本で販売。
しかし、その商品名が日本ではすでに登録済みの商標だったため、
販売停止を求められる警告書 が届きました。
● 防ぎ方:
・OEM輸入の場合も、日本市場で商標が空いているかを必ず確認
・仕入れ先に「商標権は誰が持っているか」を契約で明確にしておく
■ 実例3:ロゴを守っていなかった → 模倣が横行
中国ブランドが日本で急成長した際、
ブランド名は登録していたものの、
ロゴマークを商標登録していなかった ため、
そっくりな模倣ロゴが市場に出回ってしまいました。
● 防ぎ方:
・名前(文字)だけでなく、ロゴ・図形も商標登録
・ブランドの世界観を守るには、意匠権との併用も有効
● まとめ
中国ブランドが日本でトラブルになる大きな原因は、
・「中国では有名だから大丈夫」という思い込み
・「日本の制度は同じだろう」という誤解
・「後でやればいい」という先送り
にあります。
知財は「早い者勝ち」。
海外進出を考えたときには、必ず 先取り調査と出願 を進めることが大切です。
● 当事務所では、中国人起業家や中国企業の日本展開を多数サポートしています。
● 「うちも日本でブランドを広げたいけど、商標は大丈夫?」
そんな疑問があれば、ぜひお気軽にご相談ください。
📝 ご相談・お問い合わせはこちらからどうぞ!
📌 YouTubeサブチャンネル開設!
「小さな会社のための知財戦略」をテーマに、わかりやすく解説しています
▶︎ チャンネルを見る
📌 ミライエ国際特許事務所の公式YouTubeチャンネル
事務所紹介や知財に関する最新情報を配信中
▶︎ 公式チャンネルはこちら
📌 ミライエの公式Instagramでも日々の活動を発信中!
▶︎ Instagramを見る