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【商標は社長の保険】トラブル発生時に“登録してて良かった”事例集

2025.08.25

こんにちは、弁理士の植田です。

特許や商標の相談を受けていると、よく社長さんから言われるのが

「商標ってほんまに役に立つん?」

という疑問です。

実は商標って、万が一のトラブルのときに真価を発揮する“保険”なんです。
今日は実際にあった事例から「登録してて良かった!」と思えるケースをご紹介します。


事例① 同じ名前で出店された!

大阪の飲食店の事例です。
ある日、同じ市内に全く同じ名前の居酒屋がオープン。お客様から「支店ですか?」と聞かれるように…。

👉 ここで商標を登録していたので、相手に使用中止を求めることができました。
登録がなければ「ただの先に使った人」扱いになり、法的には止められなかった可能性大。


事例② ネットショップで勝手にブランド使用

アパレル系ECの事例です。
大手モールで自社ブランド名を勝手に使った商品が販売されていました。

👉 商標登録があったので、プラットフォームに申立て。
結果、その出品は削除され、ブランドの信頼を守ることができました。


事例③ M&Aや出資の場で評価が上がった

中小メーカーの事例です。
後継者問題の解決策としてM&Aを検討したとき、商標が「会社の資産」として評価され、売却価格がアップしました。

👉 商標がなければ「顧客離れのリスクがある」と見なされ、価値が下がっていたかもしれません。


📌 商標は“攻めの武器”でも“守りの保険”でもある

商標を登録しているからといって、すぐに売上が上がるわけではありません。
でも、トラブルに直面したとき、登録があるかないかで対応力は天と地ほど違います。

つまり商標は、

・日常では意識しないけれど、
・いざという時に会社を守ってくれる

“社長の保険”なのです。


まとめ

・商標はトラブル時の「使用中止請求」の根拠になる
・ネット販売や模倣品の排除に役立つ
・M&A・出資の場で会社の資産として評価される


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