【まだ間に合う】Amazon出品者が“急いで商標登録すべき”3つのケース
2025.09.02
こんにちは、弁理士の植田です。
最近、Amazon販売を始めた方や、すでに売上が伸びているセラー様からこんな声をよくいただきます。
「商標登録って、うちも必要なんですか?」
「売れてから考えればいいんじゃないですか?」
結論から言うと――
商標登録は“売れてから”では手遅れになるケースが多い です。
特にAmazon販売では、次の3つの状況に当てはまる場合は、すぐにでも動くべきです。
1. ブランド名で商品を展開し始めたとき
✔ 商品やパッケージにブランド名を印刷した
✔ 広告やSNSでブランド名を使い始めた
こうした段階で商標を登録していないと、
第三者に先取りされるリスク が一気に高まります。
実際、「ブランドが育ってきたタイミングで商標を取られてしまい、商品ページが乗っ取られた」という相談は後を絶ちません。
2. Amazonブランド登録を利用したいとき
Amazonの「ブランド登録」には、特許庁で登録済みの商標 が必須です。
ブランド登録をすると:
・商品ページの編集権限を自分で管理できる
・広告・A+コンテンツ・ストアページなど強力な機能を解放できる
・模倣品への削除申請がスムーズになる
逆に商標がなければ、こうした機能を使えず、
せっかくの販売機会を逃してしまう ことになります。
3. 人気商品が出てきたとき
売れ筋商品ができると、すぐに模倣品や横流し業者が出てきます。
そのとき商標がなければ、削除申請や差し止めが難しく、
「売れてるのに守れない」状態 に陥ってしまいます。
ブランド力が高まるほど、商標の有無は「攻め」と「守り」の両方で決定的な差を生みます。
●まとめ
Amazon販売において商標登録が急務となるのは、この3つのケース。
1.ブランド名で商品展開を始めたとき
2.ブランド登録を使いたいとき
3.人気商品が出てきたとき
商標は申請から登録までに 6〜8か月程度 かかります。
「そのときが来てから」ではもう間に合いません。
早めに出願しておくことが、トラブルを防ぎ、販売を安定して伸ばすための一番の近道です。
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