【初心者向け】特許・商標・意匠の違いを3分で解説!
2025.09.17
こんにちは、弁理士の植田です。
「特許」「商標」「意匠」ってよく聞くけど、何が違うの?
そんな疑問をよくいただきます。
実はこの3つ、すべて 知的財産権(知財) の仲間ですが、
守る対象と効果が大きく違います。
今日は、3分でサクッと理解できるように整理してみました!
■ 特許:技術や仕組みを守る対象:
・新しい技術、仕組み、方法
・例:新素材、アプリのアルゴリズム、製造方法
・メリット:同じ技術を他社が使うことを防げる
・イメージ:「発明の権利書」
👉 「新しい技術をつくったから、他に真似されたくない!」ときに使うのが特許です。
■ 商標:名前やロゴを守る
・対象:商品名、サービス名、ロゴマーク
・例:「コカ・コーラ」「UNIQLO」のロゴ、ブランド名
・メリット:同じ名前や似たロゴを他社が使えなくなる
・イメージ:「ブランドの権利書」
👉 「うちの名前やロゴを守りたい!」というときに必要なのが商標です。
■ 意匠:デザインを守る
・対象:商品の形状、パッケージ、UIデザイン
・例:iPhoneの形、ペットボトルのデザイン、アプリの画面レイアウト
・メリット:見た目を真似されるのを防げる
・イメージ:「デザインの権利書」
👉 「見た目の独自性を守りたい!」ときに役立つのが意匠です。
● まとめ:違いを一言で!
・特許 → 技術 を守る
・商標 → 名前・ロゴ を守る
・意匠 → デザイン を守る
📌 ワンポイントアドバイス
実際のビジネスでは、この3つを組み合わせて守るのがベストです。
たとえばスマホなら…
・特許:通信技術や操作方法
・商標:ブランド名「iPhone」
・意匠:端末の形やUIデザイン
こうして 「技術+ブランド+デザイン」 をトータルで保護しているのです。
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