【保存版】知財って誰に相談すればいい?弁理士・弁護士・特許庁の違い
2025.09.18
こんにちは、弁理士の植田です。
「特許や商標について相談したいけど、誰に聞けばいいの?」
「弁理士と弁護士ってどう違うの?」
こうした疑問をよく耳にします。
実際、知財の世界は専門性が高いため、
どこに相談すればいいか迷う方が多いんです。
今日は、弁理士・弁護士・特許庁 の違いをシンプルに整理してみました。
🧑💼 弁理士:出願と技術・ビジネスの専門家
できること
・特許・商標・意匠の出願や手続き
・明細書の作成(特許の技術内容を文章にする)
・出願戦略の相談(どの国で・どの範囲で守るべきか)
・知財を活かした事業戦略のアドバイス
・特徴
「技術と言葉の翻訳家」的存在
発明やブランドを権利に変えるプロフェッショナル
👉 「新しいアイデアや名前を守りたい!」
と思ったらまず弁理士へ。
⚖️ 弁護士:紛争と法廷のプロ
できること
・知財訴訟の代理(特許侵害訴訟など)
・契約書作成・交渉
・ライセンス契約や知財トラブルの法的対応
・特徴
「裁判や交渉のエキスパート」
トラブルが発生してからの強い味方
👉 「訴えたい/訴えられた」「契約で揉めている」ときは弁護士へ。
🏛 特許庁:行政機関
できること
・出願の受付
・審査・審判(登録するかどうかを決める)
・登録公報の公開
・特徴
「ルールを作り、審査する役所」
相談窓口はあるが、戦略的なアドバイスはできない
👉 「制度の仕組みを知りたい」「手数料を確認したい」ときは特許庁へ。
📌 まとめ:こう使い分ける!
弁理士:出願や知財戦略の相談 → 攻めと守りの設計担当
弁護士:紛争や契約トラブルの対応 → 法廷の戦士
特許庁:制度や手続きの問い合わせ → ルールの管理者
■ ワンポイント
実務的には、まず 弁理士に相談 して出願・戦略を組み立て、
トラブルが大きくなったら 弁護士と連携、
制度面は 特許庁で確認、という流れがスムーズです。
📝「自分の状況だと誰に相談すべき?」と迷ったら、
まずは弁理士に聞いてみるのがおすすめです。
あなたのアイデアやブランドをどう守るべきか、一緒に整理しましょう。
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