【SNS運用前に】アカウント名・ロゴが安全かどうかの確認ポイント7つ
2025.09.19
こんにちは、弁理士の植田です。
Instagram、TikTok、X(旧Twitter)など、
SNSはビジネスやブランディングの重要な場になっています。
ただし、アカウント名やロゴを決めてから「実は他人の商標だった!」
と気づくトラブルは少なくありません。
今日は、SNS運用を始める前にチェックしておきたい
「名前・ロゴの確認ポイント」を7つご紹介します。
確認ポイント7つ
1. 商標データベースで検索する
→ 特許庁の商標検索(J-PlatPat)を使い、同じ名前や似た名前が登録されていないか調べましょう。
2. 同業他社の名前と似ていないか
→ 業界内でよく似た名前をつけると「混同のおそれ」としてトラブルになりやすいです。
3. ドメインや公式サイトで使われていないか
→ 「.com」「.jp」などのドメインが既に使われている場合は、
商標トラブルの火種になります。
4. ロゴのデザインが既存ブランドに似ていないか
→ 色・形・モチーフが似すぎていると「ロゴ模倣」
と判断されるリスクがあります。
5. ハッシュタグで検索してみる
→ SNS上ですでに多く使われている名称だと、
ブランディングが埋もれてしまう可能性があります。
6. 海外展開を見据えて調べる
→ 将来海外販売を考えるなら、主要国でも同じ商標がないか確認しておくことが重要です。
7. 将来の商標登録を視野に入れる
→ 本格的にブランドを育てるなら、「商標登録できる名前か?」
の視点で最初から考えるのが安全です。
⚠️ よくあるトラブル事例
・SNSで人気が出たあとに「商標権侵害」の警告が届いた
・他人に先に商標登録され、アカウント停止やブランド変更を余儀なくされた
・ロゴが類似していると指摘され、デザインを差し替えることに…
スタート時の小さな確認が、後の大きな損失を防ぎます。
●まとめ
SNS運用はスピードが大事ですが、
👉 アカウント名・ロゴ=ブランド資産 として、
権利チェックは欠かせません。
特にビジネスに使うなら、
・商標検索
・他社の使用状況チェック
・将来の商標登録の検討
を早めに行うことをおすすめします。
📩 当事務所では、SNS運用を始めたい事業者様向けに
「商標の簡易チェック」や「登録のご相談」 を承っています。
「この名前で大丈夫?」という段階から、ぜひお気軽にご相談ください。
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