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【APAAクアラルンプール参加記③】知財と文化のあいだで|短時間でも味わえたマレーシア観光

2025.11.13

こんにちは、弁理士の植田です。

アジア弁理士協会(APAA)の年次総会参加の合間に、マレーシア・クアラルンプールの街を少しだけ巡る機会がありました。
本記事では、短い滞在の中でも印象に残った観光スポットと異文化体験についてご紹介します。


■ 弁理士ネットワークの“観光Day”には参加できず…

APAA年次総会では、世界中の弁理士同士が交流を深めるための「観光プログラム」も用意されています。
ただ、今回は私は3日間という短い滞在だったため、そのイベントには参加できず…。

しかし、空いた時間を使って一人観光をしてきました。
それでも十分、クアラルンプールの文化的な奥深さに触れることができました。


1.バトゥ洞窟|ヒンドゥー教の聖地に圧倒される

まず訪れたのは、「バトゥ洞窟(Batu Caves)」。
巨大な岩山の中に広がるヒンドゥー教の寺院群で、カラフルな階段黄金の巨大神像で有名な観光名所です。

残念ながら今回の訪問時は、目当ての巨大神像が修復中でその全貌を見ることは叶いませんでしたが、それでも現地の熱気や人々の信仰の厚さに触れることができ、とても貴重な時間となりました。

📸 洞窟の中には鮮やかな寺院と信仰の空間が広がっており、
靴を脱いで入るなど、現地のルールに従って参拝しました。




2.ブルーモスク(シャー・アラム・モスク)|イスラム建築の美に感動

次に訪れたのは、「ブルーモスク」ことシャー・アラムにある巨大なモスクです。
イスラム教の施設にはこれまで入ったことがなく、個人的にとても楽しみにしていたスポットでした。

嬉しいことに、無料で見学でき、英語ガイド付き。
ガイドさんはときおり日本語も話してくれるというフレンドリーさで、思わず笑顔になってしまいました。

中に入ると、荘厳で美しいアーチや天井装飾、静謐な空気に包まれて、
宗教や文化を超えて感じる“祈りの空間”の力強さに感動しました。


■ 多民族・多宗教国家マレーシアのリアル

街を歩いていても、マレー系・中華系・インド系など、さまざまな民族の方が共に生活しているのがよく分かります。
言葉も、マレー語・英語・中国語・タミル語が飛び交い、
まさに「多様性を許容し、共生する土壌」が根づいている国だと実感しました。


■ 知財イベントだからこそ、文化を知る価値がある

今回のAPAAでは、各国の制度や実務を知ると同時に、
こうした“文化的背景”を理解することの大切さを改めて感じました。

商標やデザイン、AIといった技術・法制度だけではなく、その国の歴史や文化、宗教観まで知っておくことで、より信頼される国際的な知財サポートができると感じています。


✈️ 次回はもう少し長く滞在して、現地の方々との交流や文化体験もより深く味わってみたいと思います。


💡 国際出願や海外との知財連携に関心のある方は、ぜひお気軽にご相談ください!
アジア各国の最新情報を踏まえてサポートいたします。

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