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【商品開発と知財】“企画段階から”意識すべき3つの視点

2025.11.21

こんにちは、弁理士の植田です。

「商品が売れたあとに、真似されて気づいた…」
「パッケージを決めたけど、商標チェックしてなかった…」

こうした声を、私たちは日々の相談の中でよく耳にします。

多くの中小企業やスタートアップが見落としがちなのが、
“商品ができてから”ではなく、“企画段階から”知財を意識することの大切さです。

今回は、商品開発の最初期にこそ押さえておきたい、
「知財の3つの視点」について解説します。


■視点①:その「名前」、他社がもう登録していないか?

商品の企画段階でまず意識してほしいのが、ネーミングの商標チェックです。

せっかく思いついた魅力的な名前でも、
すでに他社が商標を登録していれば、販売後に差し止めや賠償請求を受ける可能性があります。

■ 企画段階でやるべきこと:

・ネーミング案を複数出す(1つに絞らない)
・J-PlatPatなどの無料ツールで先に調査する
・商標登録を視野に入れた名前選びをする

商標のリスクを事前に潰しておくことで、自信を持って販売できる土台が整います。


■視点②:“見た目”も大事な資産。意匠の可能性を検討する

商品の形やパッケージ、UI画面などの“見た目”は、意匠登録の対象になります。

たとえば以下のようなものも、意匠として守れる可能性があります。

・パッケージの構成や配色
・商品の独自形状(例:ボトル、キャップなど)
・UI画面のレイアウト(アプリ・機器など)

これらは、「後から他社に真似される」リスクが非常に高い部分。
量産・販売に入る前に意匠の出願を検討することで、模倣を防ぐことができます。


■視点③:「仕組み」や「技術」は特許になるか?

商品にオリジナルの構造や機能、アルゴリズムが含まれている場合、
それは特許の対象になるかもしれません。

ただし、特許は“公開してからでは遅い”制度です。
展示会やクラファンで出してしまうと、特許出願できないケースも。

■ 企画段階でのチェックポイント:

・新しい構造・方法・機能があるか?
・技術的な差別化ポイントはどこか?
・「特許になるか」を弁理士に事前相談する

技術的なアイデアがあるなら、販売前に“守れるかどうか”を確認しておくことが重要です。


■まとめ|商品開発の“出発点”に知財を入れよう

商品開発というと、どうしても「モノをつくること」に意識が向きがちですが、
実は「作る前に守りを考えておくこと」こそが、ビジネスを成功に導くカギになります。


■企画段階で意識すべき3つの視点まとめ:

1.ネーミング → 商標チェック・登録を検討
2.パッケージ・外観 → 意匠登録で“見た目”を守る
3.技術・仕組み → 特許の対象になるか見極める


    「商品ができてから相談に来る方」が多いのが現実ですが、
    “作る前”にご相談いただければ、防げたトラブルもたくさんあります。

    企画段階から知財の視点を入れることで、
    あなたの商品が「真似されずに」「価値を持ったまま」育っていく可能性が高まります。

    📩 ネーミング・パッケージ・仕組み…何から守ればいいか迷ったら、気軽にご相談ください。

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