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【経営に効く知財】社長が知っておきたい“5つの質問”

2025.12.06

こんにちは、弁理士の植田です。

今回は、「経営者が知っておくだけで会社が変わる“知財の5つの質問”」をお届けします。

知財(=特許、商標、意匠など)と聞くと、
「ウチは関係ない」
「開発部門がやるもんでしょ」
と思われがちですが――

実は、経営判断と密接に関わるのが“知財”なんです。

今日ご紹介する5つの質問は、社長や経営層の方が自社を見直す“きっかけ”になります。
一つでも「答えに自信がないな」と思ったら、ぜひ最後まで読んでみてください。


■質問①:「うちの商品・サービスの“名前”、守れていますか?」

ヒット商品が出たとき、一番に狙われるのはネーミングです。

・商標登録していない
・ロゴだけ登録していて文字は未登録
・類似商標の調査をしていない

…そんな状態だと、他社に名前を取られて使用禁止になるリスクがあります。

商標=会社の“看板”を守るツール。
 事業を始めたらまずチェックを!


■質問②:「自社の“技術やノウハウ”を見える化できていますか?」

開発の工夫、製造の手順、現場の改善ノウハウ――
これらは立派な“知的財産”ですが、放っておくと埋もれてしまいます。

・特許や実用新案で出願できる技術はあるか?
・出願しないまでも、何を“秘密”として管理しているか?

知財の棚卸しは、企業の見えない資産を掘り起こす第一歩。
 定期的なチェックをおすすめします。


■質問③:「競合の動き、特許情報でチェックしていますか?」

特許情報は、無料で見られる“競合の未来予測ツール”とも言えます。

・どんな技術をどこに出しているのか?
・どういう分野に注力しているのか?
・新規参入してきそうな企業は?

これらがわかれば、戦略の立て方・開発の方向性・提携の判断材料にもなります。

★ 知財は「守る」だけじゃなく、「調べて動く」ための情報源でもあります。


■質問④:「社内で“知財意識”が共有されていますか?」

社長が気をつけていても、現場で情報が漏れる・勝手に技術を発表してしまうことも。

・開発段階の資料、外部に出してませんか?
・退職者がノウハウをそのまま持って行ってませんか?
・デザインを依頼した外部デザイナーとの契約は万全ですか?

ちょっとした油断が、大きな損失になることも。
 社内ルールや教育も、知財戦略の大事な一部です。


■質問⑤:「知財を“経営資源”として活かせていますか?」

・特許を営業ツールとして使っていますか?
・商標をブランド戦略に取り入れていますか?
・意匠を価格競争の回避材料に使っていますか?

知財は単なる“法律上の権利”ではなく、
売上、交渉力、信頼、採用力などにつながる“経営資源”です。

★守るだけでなく、「使って儲ける」発想を持つことで、企業は一段階成長します。


■まとめ:「知財は経営者の意思決定ツール」

今回の5つの質問、いくつYESと答えられたでしょうか?

1.名前、守れてる?
2.技術、見える化できてる?
3.競合、チェックできてる?
4.社内、意識共有できてる?
5.経営資源として活かしてる?

ひとつでも「ちょっと不安…」と思ったら、今が知財戦略を見直すタイミングです。


    ■「知財、気になってきたけど、何から始めたら…」という方へ

    当事務所では、中小企業やスタートアップ向けに、
    知財の棚卸し、リスクチェック、出願戦略のご提案なども行っています。

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