TOPICSお知らせ&ブログ

  • TOP
  • TOPICS
  • 【“特許を取る理由”を説明できますか?】経営に効く知財の考え方

【“特許を取る理由”を説明できますか?】経営に効く知財の考え方

2025.12.10

こんにちは、弁理士の植田です。

今回は、経営者の方にぜひ考えていただきたいテーマです。

それは――
「あなたの会社が、なぜ特許を取るのか?」

もし誰かにそう聞かれたとき、はっきり答えられるでしょうか?

・競合に真似されたくないから
・先に取っておいた方が安心だから
・将来のために取っておくべきだから

…確かに、どれも間違いではありません。

でもそれだけでは、「特許を経営に活かす」視点が少し足りないんです。

今日は、経営者目線での“特許を取る理由”の整理と、そこから考える知財の活用法についてお話しします。


■「取って終わり」になっていませんか?

特許は取るだけで満足してしまいがちです。

実際にこんな声も聞きます。

・「特許はあるけど、使い道がない」
・「役には立ってる…はず…?」
・「補助金の関係で出したけど、戦略としては考えてない」

これって、特許=守りの道具、というイメージが強すぎるせいかもしれません。

でも本来、特許は攻めにも守りにも使える“経営の武器”です。


■経営に効く!特許を取る“5つの理由”

以下のように、特許は様々な経営的な目的で活用できます。

競合排除・優位性の確保
 → 類似製品が出せないようにする/市場で差別化する

資金調達や信用力アップ
 → VCや銀行に対して「独自性がある」証拠になる

アライアンス・提携交渉の材料
 → 他社との技術提携やライセンス交渉の土台に

補助金・認定制度の加点要素に
 → ものづくり補助金などで「技術性」の証明になる

将来的な事業売却・事業承継への布石に
 → 事業価値を“見える形”で示す

★つまり、“今の技術”だけでなく、“未来の展開”に備えるのが、特許を取る本当の意味なんです。


■「知財戦略」とは、“なぜ取るか”を決めること

技術やノウハウがある会社でも、「何を守るか・どう使うか」が曖昧なままでは、
せっかくの知財が宝の持ち腐れになってしまいます。

だからこそ大事なのは、目的と優先順位を決めること。

たとえば:

・今は市場シェア確保が第一 → 他社を排除できる出願を優先
・将来のM&Aを視野に → 自社技術の見える化を目的に出願
・スタートアップで資金調達が必要 → 独自性を示すための出願

★このように、“戦略から逆算して特許を取る”という発想が、
経営と知財をつなぐ第一歩になります。


■まとめ:「なぜ取るのか?」が明確な特許は強い

・特許は「取ること」ではなく「使うこと」が目的
・経営の目的に応じて、出願の意味は変わる
・知財戦略とは、“経営の意思”を知財で実現すること


■「ウチもそろそろ取った方がいい?」そんな時はご相談ください

当事務所では、「とりあえず出願」にならないための事前ヒアリングや、事業計画と連動した知財戦略のサポートも行っています。

・今の技術、どこを出願すべき?
・事業として伸ばすならどんな権利を持つべき?
・VCや補助金の申請に耐える知財の形とは?

そんなお悩みがあれば、まずはお気軽にご相談ください。

📝 ご相談・お問い合わせはこちらからどうぞ!


📌 YouTubeサブチャンネル開設!
「小さな会社のための知財戦略」をテーマに、わかりやすく解説しています
▶︎ チャンネルを見る


📌 ミライエ国際特許事務所の公式YouTubeチャンネル
事務所紹介や知財に関する最新情報を配信中
▶︎ 公式チャンネルはこちら


📌 ミライエの公式Instagramでも日々の活動を発信中!
▶︎ Instagramを見る

一覧へ戻る