【見えない資産を見せる技術】知財が“経営数字”に与える影響とは
2025.12.30
こんにちは、弁理士の植田です。
今回は、「知財(知的財産)」が経営にどう影響を与えるか、
特に“数字で見える形”にすることの重要性についてお話ししたいと思います。
■「知財=コスト」ではもったいない
中小企業やベンチャー企業の経営者とお話ししていると、
「特許出願はお金がかかるし…」
「商標を取ってもすぐ売上に直結しない」
といった声をよく耳にします。
たしかに、知財活動は目に見える“即効性”があるわけではありません。
ですが、適切に活用すれば、知財は“経営に効く数字”に化けるのです。
■知財が与える“数字的インパクト”
1.資産価値としての評価
特許権や商標権は、れっきとした「無形資産」です。
場合によっては、バランスシート上に資産計上され、企業価値評価にも大きく関わってきます。
2.資金調達や融資審査でのプラス材料
ベンチャーキャピタルや金融機関は、将来性と差別化の裏付けとして知財をチェックしています。
出願や登録状況が明確な企業は、事業計画の信頼性が高まり、調達もしやすくなります。
3.営業・提案時の差別化
「当社の独自技術は特許取得済み」
「このネーミングは商標登録しています」といった一言が、
商談の説得力を一気に高める武器になります。
■知財の“見える化”が重要
知財を経営資源として活かすには、「見える化」が必要です。
それは、単に権利を取るだけでなく、
・どの製品・サービスと紐づいているか
・どんな市場で優位性を発揮するか
・競合と比べてどこが違うのか
といった、経営とのつながりを整理して説明できる状態にしておくことが大切です。
■おわりに
知財は、ただの「技術」や「名前」を守るだけのものではありません。
うまく見せて活かせば、“売上”や“資金調達”、“企業評価”にまでつながる、立派な経営資源です。
「うちの知財、ちゃんと見せられる形になってる?」
そんな視点で、一度棚卸ししてみることをおすすめします。
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