【もったいない】よくある中小企業の知財ミス3選〜“知らなかった”だけで損してる例、めっちゃ多いです〜
2025.06.17
こんにちは、弁理士の植田です。
中小企業の経営者の方と話していて、よく思うことがあります。
「これ、もっと早く相談いただけてたら…!」
「その工夫、特許になるかもしれませんよ…!」
つまり、“もったいない知財ミス”、ほんまによくあるんです。
今日はそんな中から、特によくある3つをご紹介します。
■ミス①:名前を調べずに使ってしまう(商標)
新しい商品名やサービス名を考えたとき、
「よっしゃ、これでいこう!」とそのままSNSやHPで使ってませんか?
▶ 実はすでに他社が商標登録してたなんてことも…
すると、
・ロゴやチラシを全部作り直し
・商標権侵害で警告書が来るリスクも
・ECサイトで出品停止、アカウント凍結…
● 名前を使う前に、“登録されていないか”を調べるのが基本です!
■ミス②:製品やサービスの“工夫”を公開してしまう(特許)
「こんな改良をしたら使いやすくなった」
「現場で新しいやり方を考えた」
→ SNSや展示会・YouTubeなどでつい紹介してしまう…
でも、それを公開した瞬間に、特許としては取れなくなる可能性があるんです。
▶ 特許は「新しいもの」にしか与えられません
▶ つまり、先に“出願”してから公開するのが原則
● 「お披露目前に、出願できるかだけでも相談」がおすすめです!
■ミス③:外注したロゴやHPの“権利”が自社にない
デザイナーさんに頼んだロゴやウェブサイト。
「うちはちゃんとお金払ったし、大丈夫やろ」と思いきや──
▶ 著作権や商標の契約がされてない
▶ 制作会社が権利を持ったまま
▶ 社名変更や引き継ぎができない!
■ 契約書に「権利は発注者に帰属」と明記されてるか?
■ 将来の名義変更や第三者使用ができる内容か?
これ、ほんまによくあるミスです!
●まとめ:「後で困らんために」こそ、今チェックしときましょ!
- 名前は調べてから使う
- 工夫は出願してから公開
- ロゴ・HPは契約で権利も確認
知財って、最初にちょっと気をつけるだけで“大きな損”を防げるんです。
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