【センスだけじゃない】デザインを“守れるしくみ”で差をつける！〜パッケージ・UI・ロゴ…見た目も立派なビジネス資産〜
2025.06.18
こんにちは、弁理士の植田です。
「見た目は大事」
「パッケージやロゴがいいから売れる」
…これはビジネスの現場でよく聞く話です。
でもそのデザイン、ちゃんと“守れる仕組み”を入れてますか？
今日は、中小企業・スタートアップが押さえておきたい「デザインと知財」の話をサクッとお伝えします！
■①「センス＝ビジネス資産」になる時代
ロゴ・パッケージ・アプリ画面・Webデザイン──
見た目の印象って、商品の売上やブランド価値に直結します。
▶「あの商品っぽいな」と連想させるパッケージ
▶「使いやすい！」と感じるUI
▶「覚えやすい名前とロゴ」で選ばれるブランド
つまり、センスは利益につながる“資産”なんです。
■②そのデザイン、どう守る？
「見た目」に関わる知財は、大きく3つあります。
| 種類 | 守れるもの | 登録の有無 |
|---|---|---|
| 意匠権 | 形・配置・画面デザインなどの視覚表現 | 登録が必要 |
| 商標権 | ロゴ・ネーミング・商品の外観 | 登録が必要 |
| 著作権 | ロゴや画像・デザイン原案 | 自動的に発生（ただし証明しにくい） |
■意匠登録でアプリのUIを守った事例
■商標登録でラベルデザイン全体を保護した事例
など、実は「見た目守りたい」に使える知財って、めちゃ多いんです！
■③真似されたとき、言える？「それ、うちのもんです」
もし競合が似たようなパッケージや画面を出してきたら──
「それウチのやつや！」と怒るだけでは通りません。
▶ 登録してある → 差止め・損害請求が可能
▶ 登録なし・契約なし → ほぼ泣き寝入り…
■ ちゃんと「守る準備」があるかどうかが、差をつけるポイントです。
まとめ：デザインも“守りのしくみ”があってこそ価値になる！
- 見た目＝ブランディングの要
- 守り方を知る＝クリエイティブの価値を最大化
- 特に外注・委託時の契約や登録、早めの対策が肝心！
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